Apple Business Essentialsとは?
※注意 当記事に記載している情報は2022/05/16時点の米国でのサービス内容になります。 日本でのリリース時点では一部変更されている可能性もあります。
日本でのサービス展開はまだ公開前ですが、本国で非常に人気が出ているサービスであり、最近ABMやASMのUIもApple Business Essentials向けにアップデートされているため日本でもサービスが開始される可能性は高いと思われます。 当記事ではApple Business Essentials(以下、ABE)の概要についてご紹介したいと思います。
一言でまとめるとABMとMDMの機能が1つにまとまったサービスになります。
サービス形態はどの様になるのか
この様に記載があるため日本でもサブスクリプションのサービスになる可能性が高いと思われます。 サービス料金は「月額料金*ユーザー数」になるようで月額ユーザー単価は$6.99とのこと
現時点でわかっているABEの機能は?
ABEユーザガイドによると以下の3つが主な機能になるようです
- Device management(デバイス管理)
- iCloud storage(iCloudストレージ)
- AppleCare+ for Business Essentials
原文を要約すると デバイス管理はMDMの機能です 既存MDMとの比較での強みとしてappや設定をデバイスだけでなくユーザーやユーザーグループ宛てにも配信できるようです。 iCloudストレージはABMは5GB、ASMは200GBと固定の容量でしたがABEは契約プランによって2TBまでカスタムできるようです。 ユーザーごとに1〜3台までのデバイスを登録することができ登録しているデバイス数で最大ストレージが変わるとユーザガイドに記載されておりました。 カスタムできるストレージは以下のようです。 1台でiCloudストレージ50GB 2〜3台で200GB or 2TB AppleCare+ for Business Essentialsのプランには、オンサイト修理対応のハードウェア保証付きでさらに、Appleの電話サポートへの優先的なアクセスもできるとのこと
サポートされているブラウザとOSは?
サポートされているブラウザ:Safari・Chrome・MS Edge
OS要件
Apple Business Essentials: iOS15以降
iPadOS15以降
macOS12.0.1以降
tvOS15以降
Google Workspaceによるフェデレーション認証: iOS15.5以降
iPadOS15.5以降
macOS12.4以降
MS AzureADによるフェデレーション認証: iOS11.3以降
iPadOS13.1以降
macOS10.13.4以降
デバイスの登録方法に関する情報
従来のABM・ASMと同様になるようです。 自動デバイス登録は Appleのビジネスストアで購入した際に発行される”Appleお客様番号”を設定するか対応している正規販売店から購入し販売店番号とリンクした状態で購入する必要がある。 手動デバイス登録についても同様でApple Configuratorから追加できるとユーザガイドに記載がありました。
appの配布方法は?
ABEで事前にデバイスに必要なappを割り当て>使用者がデバイスを受け取る>設定アシスタントを完了 >エンドユーザーにメールまたはプッシュ通知で招待が届く そして招待を受け入れると、事前に割り当てされていたappにアクセスでき、ユーザーのデバイスにリモートでインストールされる。という流れになるようです。
いかがでしょうか。
他社MDMとの連携が不要になるのでさらに利便性が増して私は早く使ってみたい気持ちでいっぱいです笑
公開日など、具体的な情報が出たらまた情報を発信しようと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
ソース:https://support.apple.com/ja-jp/guide/apple-business-essentials/welcome/web
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