ABM と ASM の違い、仕様比較
当記事ではABMとASMの仕様の違いを説明していきます。
大きなくくりとしては 法人、会社組織で使用するものがApple Business Manager
学校法人、教育機関で使用するのがApple School Manager となります。
2つとも全体的な機能・用途は同じですがそれぞれで細かい仕様の違いがあります
主な相違点は 「iCloud容量」 「作成方法」「有料appの購入方法」の3つ
上記の違いに加え、Apple School Manager特有の仕組みとして「iMessageがデフォルトでは無効」であったり「Appライセンスを20ライセンス以上を購入する際に割引されるapp」も存在する
また設定できる役割の違いもあります
ABMの役割:「管理者」・「ユーザマネージャ」・「コンテンツマネージャ」・「デバイス登録マネージャ」・「職員」
ASMの役割:ABMの役割に加え、「サイトマネージャ」・「マネージャ」・「講師」・「生徒」
それぞれの役割の権限についてはAppleの公式ガイドに記載があります
Apple Business Managerでの役割と権限について
その他ASMのみの機能としてスクールワークやクラスルームという教育向けappとの連携も可能
Apple Business Managerの役割要約
管理者:すべてのユーザー・場所・appの全権限を有している役割
ユーザマネージャ:管理者以外のユーザーを管理する権限を有する
コンテンツマネージャ:appとブック関連の管理権限を有する(ライセンス管理)
デバイス登録マネージャ:デバイスの管理権限のみ有する
職員:管理権限なし(ABMにサインイン不可)
Apple School Managerの特有の役割要約
サイトマネージャー:管理者以外のユーザ、場所、appの管理権限を有する
※管理者に次いで権限が強い役割(ASMのみ)
マネージャ:講師、生徒のアカウント管理権限を有する
講師:生徒アカウントのみ管理権限あり、スクールワークやクラスルームでも使用する
生徒:スクールワークやクラスルームで使用するアカウント
Apple Business Managerについて詳しくはこちら
Apple School Managerについて詳しくはこちら