【最新版】Microsoft IntuneでのAPNs証明書の更新方法

使い方 〜How to〜

APNs証明書の更新について

Appleデバイス(iPhone/iPad)をMicrosoft Intuneで管理するには、Apple Push Notification Service(APNs)証明書が必要です。この証明書は1年間有効で、期限切れになる前に更新する必要があります。本記事では、APNs証明書の更新手順をステップバイステップで解説します。


APNs証明書更新の前提条件

  • 既存のAPNs証明書:現在使用中の証明書のApple ID情報を把握しておくことが重要です。
  • Apple IDの管理:証明書を作成したApple IDで更新を行う必要があります。
  • Microsoft Intune管理者アカウント:Intune管理センターにアクセスできるアカウントが必要です。

APNs証明書の更新手順

1. Microsoft Intune管理センターにサインイン

  • Microsoft Intune管理センター(https://intune.microsoft.com/)にアクセスし、管理者アカウントでサインインします。

2. Apple MDMプッシュ証明書のセクションに移動

  • 左側のメニューから「デバイス」 > 「デバイスの登録」 > 「Apple登録」 > 「Apple MDMプッシュ証明書」を選択します。

3. 証明書署名要求(CSR)のダウンロード

  • 「CSRのダウンロード」をクリックし、証明書署名要求ファイル(IntuneCSR.csr)をローカルに保存します。

4. Apple Push Certificates Portalで証明書を更新

  • 「MDMプッシュ証明書を作成する」をクリックし、Apple Push Certificates Portal(https://identity.apple.com/pushcert/)にアクセスします。
  • 証明書を作成したApple IDでサインインします。
  • 既存の証明書を見つけ、「更新(Renew)」をクリックします。
  • 先ほどダウンロードしたCSRファイルをアップロードし、「アップロード(Upload)」をクリックします。
  • 更新された証明書(.pemファイル)をダウンロードし、ローカルに保存します。

5. Intune管理センターで証明書をアップロード

  • Intune管理センターに戻り、Apple IDを入力します。
  • 「証明書のアップロード」をクリックし、ダウンロードした.pemファイルを選択してアップロードします。
  • アップロードが完了すると、証明書の状態が「アクティブ」と表示されます。

更新時の注意点

  • Apple IDの管理:証明書の更新は、作成時と同じApple IDで行う必要があります。異なるApple IDを使用すると、既存のデバイス管理が解除される可能性があります。
  • 証明書の有効期限:証明書の有効期限が切れると、iOSデバイスの管理ができなくなります。期限切れ前に必ず更新を行ってください。
  • 通知の確認:Intuneからの通知やアラートを確認し、証明書の有効期限を把握しておくことが重要です。

まとめ

Microsoft IntuneでのAPNs証明書の更新は、iOSデバイスの管理を継続するために欠かせない作業です。本記事で紹介した手順に従って、証明書の更新を適切に行いましょう。定期的な確認と更新を行うことで、デバイス管理のトラブルを未然に防ぐことができます。


詳細な手順や最新情報については、Microsoftの公式ドキュメントをご参照ください。

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